銀行借入の審査は「確実に返してくれるかどうか?」をチェックするために行われます。
そのためには、人柄・服装・態度などもチェックポイントとなりますし、書類が正確に書き込まれているか、過去に借入をした履歴・延滞の有無など様々なことがチェックされます。
また、収入も、金額の多寡だけではなく「安定しているか?」が重視され、「今年は多額の収入があっても、来年はゼロになる」というような不安定さがある人は、警戒されると言われています。
担保についても「返済が滞った場合に、容易に換金できるもの」のほうが、歓迎されるといわれています。
たとえば、住宅ローンの場合には、中古住宅よりも新築住宅を購入するほうが歓迎されますし、建築基準法を守って建築されている住宅のほうが、そうでない住宅よりも歓迎されるなど、いくつかの審査のポイントがあります。
銀行借入の審査で落ちた場合には、そのまま他行に申し込みをするのではなく「何がいけなかったのか?」を検討するようにしましょう。
ただし、銀行員は「なぜ審査に落ちたのか?」を利用者に告げてはいけないことになっており、いくら利用者が聞きたくても、決まりですので銀行員も話すことはできません。
ご自身で、何がいけなかったのかを検討の上、他行での借入を検討してみましょう。
実際には「一つの銀行でダメだった場合でも、他行での借入審査には通った」というケースもあります。